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ソフトウェアエンジニアとして、英語での情報収集力は必須だと思います。 | マサトッシュブログ

ソフトウェアエンジニアが英語を勉強するメリット5選

エンジニアライフ

皆さんはソフトウェアエンジニアとして英語というコミュニケーションツールを有効に使っていますか?

日本にいるし、最近は新しい技術もすぐに翻訳されるから大きな必要性は感じない

そう考える方もおられると思います。

確かに、最新技術のアナウンスは、数時間後には日本語のニュースサイトやメーカーのサイトで紹介されるので、「こんなことが今後日本にもくるよ」というサマリーはつかめるでしょう。
そして少し待ては、最新技術の詳細な内容がとても分かりやすい日本語に翻訳された資料や書籍が出始めると思います。

各メーカーも翻訳を頑張っています。
私は近年特にMicrosoft AzureやO365/M365に関する案件をやっていますが、マイクロソフトさんが頑張って割と早めに日本語のドキュメントを提供してくれるのでとても助かっています。

ただ、チュートリアル程度であれば問題ないですが、英語を使わずにそれらの技術を活用できるまでの情報を得られるかというと実際はそうではないことが多いです。

  • 日本語訳では理解し辛いことでも、英語の原文を見ると「あー、こういう事ね」と理解できる事がある。
  • 実際に使っていくと、よく変わらない技術的な課題にぶち当たり、詳細で有効な解決策を検索すると、概ね英語のコミュニケーションサイトに掲載されている。
  • 翻訳された情報はすでに古くなっている場合がある。

この記事では、私が考えるソフトウェアエンジニアが英語というコミュニケーションツールが使えることのメリットを5つ紹介します。

私の現在の英語力

まずは、私の英語力とコミュニケーション力を紹介します。
(恥ずかちい。。)

  • TOEIC 710
  • 英語ドキュメントは5割ぐらいは辞書なしで何とか理解できる
  • 頑張れば読めるので、検索先が英語のコミュニケーションサイトでも読む気になれる
  • 海外イベントに、一人で行って生きて帰ってこれた
  • イベント中、カフェで注文、ホテルのおばちゃんと軽い挨拶ができた
  • 目的地までの道を聞けた
  • セッションを聞いて、2割ぐらい理解できた
  • たまに来社する海外メーカーの担当者が参加する会議に呼ばれ、日本側の技術担当者として挨拶程度はするも、会話スピードが速すぎて会議のメインストリートにはついていけず。

「お使いができるようになった子供」以下ぐらいですw
これぐらいの英語力なのでとても苦労していますが、状況的に重要性をヒシヒシと感じます。

こんな私の英語勉強の黒歴史

こんな私は、本当に子どもの頃から英語がわからなかった。
今思うと、小学校のローマ字教育が非常に大きく影響している気がします。

ローマ字=英語と勘違い

小学生の頃、ローマ字を勉強するとき、自分の名前を書かされたと思いますが、そこで英語とローマ時を混同したのだと思います。(いきなりそこからw)

例えば、”やまだ たろう”という名前を単純にローマ字にすると”yamada taro”です。
そして読み方も、読んで字のごとく「やまだたろう」です。

ここで使わているのは、a-zのアルファベットです。
これ、私の感覚的には「英語のアルファベットと同じ=英語」と理解しましたw
ローマ字を難なく覚えた私は「英語簡単じゃん」と思いました。

中学で英語のイメージ崩壊

この状態で中学に進学し、英語のイメージが崩壊します。
例えば、”I am a student.”で説明します。
そもそもローマ字=英語と思っていた私は、これが全く理解できなかった。

  • なぜ、”I”=”私”なのか、”I”=”い”と習ったぞ。
  • “a”=”あ”だろ、”1つの”とか意味わからん。。
  • “I am”=”私は~です”で、”student”=”学生”か。”私は~です、学生”って言葉の並び間違っとるし意味不明。ちなみに”a”はどこ行った。

こんな状態ですw
という事で、英語に関する学習意欲はガッツリ削がれ、英語の授業は校庭を眺める時間になりましたw

外資系企業に転職して必要に迫られて勉強再開するも挫折の日々

アメリカに本社のある日本支社にエンジニアとして転職したときの話です。
本社エンジニアとネットワーク越しにソースコードを共有し、共同開発を行っていました。(その頃はCVSしかなく、Subversionもまだない頃といえば、時代背景がわかると思います)
英語力のない私は愕然としました。

  • ソースコードには英語コメントがビッシリ
  • ドキュメントは英語
  • 本社エンジニアから英語メールが飛んでくる
  • ソースコードのコミットメッセージは英語のみ可
  • 技術情報はすべて英語(時代背景から、日本語に訳された技術書やサイトの少なさがわかると思います)

この状況から、とにかく英語を勉強せねば!と一念発起して、「英語は勉強するな」という教材で勉強を始めましたw
ところが、中学英語すらほぼゼロの状態だった私は勉強が全く続かず何度も挫折しました。

  • 具体的で効果的な勉強方法がわからない(中学時代からずっと分からず。。)
  • 勉強しても成長しているかどうかが全く感じられない
  • 仕事上では必要になる場面があるものの、プログラム開発中、もしくはそれ以外の日常生活に支障がないので、英語を勉強しない日が増えていき、気が付くとなし崩し的に勉強しなくなっている

焦りから何度も再開を試みましたが、全く成長を感じることができず、何度も挫折しました。

英語力があると得られるメリット

そんな私も、今やTOEICでそこそこのスコアをとれるようになりました。
※その時の勉強方法は別の記事でご紹介します。

そして、英語サイトの記事を読んだり、Youtubeで英語圏のエンジニアの動画を見て、ある程度理解できるようにまでなりました。

こうなると英語での情報収集がとても楽しくなり、そして気が付きます。

  • 日本語での情報リソースの少なさと、英語での情報リソースの多さ
  • (特にYoutubeでは)日本語での情報の内容の薄さと、英語での情報の内容の濃さ。

特に技術トレンドについては、英語圏の情報リソースが圧倒的に多いです。
このため、エンジニアとしては、英語でコミュニケーションできる能力まではとりあえずなくても大丈夫な気がしますが、最低でも英語で情報収集できる力は必須だと感じます。

という事で、前置きが長くなりましたが、私が考える「エンジニアが英語を勉強する具体的なメリット5つ」、ガッと紹介してきます。

メリット1:最新技術に触れる機会を早期に得られる

とにもかくにも、新技術のプレスリリースの速度がハンパないです。私はマイクロソフト社のサービスを使った案件が多いので、IgniteやBuildなど年間で実施されるイベントやChannel9やBuild5Ninesなどの情報をチェックしていますが、もうね、とにかく数か月前に何が発表されたのかも分からなくなるぐらい、毎月大量の情報が流れてきます。
これはもう大変なのですが、エンジニアとしてはとても新鮮だし、英語で情報収集していない人/できない人よりも、1年後には1歩も2歩も先の世界観を感じることができるようになっているのではないでしょうか。

多くのエンジニアは最新技術に触れる機会として、海外ベンダーの巨大イベントにもっと参加すべきだと思います。えらい人ばかりが参加するのではなく、現場で頑張っているエンジニアをもっと参加させるべきだと思います。
海外のイベントって、IT業界のすばらしさとか面白さを肌で感じることができます。マジで鳥肌モノです。
そして、それが英語圏から発信されているという事実から、情報系の大学や専門学校では、卒業までに英語でコミュニケーションできるぐらいのカリキュラムを組むべきだと、私は考えます。

メリット2:次のトレンドを早期に掴みやすくなる

英語圏から発信されている様々な情報から次のトレンドを感じることができるのはとても重要な事です。

一番分かりやすいのは、Youtubeの「What programming language you should learn in 2020」系の動画とか、Stack overflowのトレンド技術情報です。
世界のエンジニアたちが次に来る技術トレンドをどのように感じていて、どのように準備をしているのかがわかります。
次の波に乗り遅れないよう、しっかりと5年後10年後を見据えて次の技術に取り組んでいきたいものです。

メリット3:海外エンジニアとの交流がしやすくなる

私はシアトルにある大手クラウドベンダーのアメリカ本社で最新技術に関するブリーフィング(3泊5日)に参加したことがありました。
5名ぐらいの少数での会議で、朝から夕方まで、現地エンジニアやプロダクトマネージャーからたっぷり技術講習を受けました。
日本人のマネージャーの方も登壇していただいたので、その時は日本語でしたが、9割は英語。
当時の私はTOEIC400点前半で、ほとんど聞き取れないので、同時通訳の方の話を一生懸命聞きました。
でも、同時通訳で理解するのも結構しんどいんですよね。。

途中途中の「Do you have any questions?」で、何も聞けない、あの口惜しさときたら。。
5人中3人ぐらいは常連だったらしく、英語ペラペラで、質問しまくってました。
こんな貴重な体験はないですよ。。
「英語勉強しておけばよかったー。。(涙)」と超絶後悔した3回のうちの1回でした。

皆さんも、チャンス到来!って時にいつでも英語が発動できる準備、しておいたほうがいいですよー。

メリット4:海外出張のチャンスが得られやすくなる

これはでかいですよ。
先ほども書きましたが、このチャンスはいきなり来ます。
海外イベント参加の時は以下のような会話でした。

上司「マサトッシュ、ちょっといいかな」
俺様「なんしょ?」
上司「(大手クラウドベンダー)のイベント、今年はフロリダでやるらしいんだよね。」
俺様「へー、楽しそーですね。」
上司「だよねー、で、TOEICスコアいくつだっけ?」
俺様「え、、710ですが、、」
上司「お、いいねー。。。いく?」

こんな感じです。
その代わり、レポートとか報告会という面倒な仕事が増えますw

メリット5:海外転勤や大手外資の転職時に有利

海外転勤や転職したい方は、間違いなく英語やっといたほうがいいです。
国内の外資系企業狙いであっても英語は必須だと思ったほうがいいです。

私はLinkedInというビジネス系SNSでアカウント持っておりますが、しょっちゅう外資系企業の人事やヘッドハンティングから連絡が来ます。
外資の場合はビジネス英語でのコミュニケーションは必須といわれており、そのたびに、英語力のなさが原因で応募すらできないという状況があります。

あと、よく「海外で働きたいなら、英語そこそこでOKだが、それよりも技術力が超重要!」って言われますが、間違いなく「通常の会話程度」の英語力はデフォルトありきだと思ったほうがいいです。

まとめ

ソフトウェアエンジニアとして、英語が使えない人よりも使える人のほうが、どれだけのアドバンテージを得られるのか、何と書く感じ取っていただければ幸いです。
チャンスがチャンスを呼び、数年後には年収にも大きく差が開く可能性があります。
皆さん、プログラミング言語と同じように、英語もやりましょーw

補足:英語力がちょっとだけブレイクしたと思えるタイミングとその時の学習方法

私はほんとーにセンスないなーって思えるぐらい、英語長期間勉強してきて、いまだにTOEIC710って、しんどいのですが、それでも英語力がブレイクしたタイミングがありましたのでご紹介します。

ブレイクのタイミング1:シャドーイングやって2か月後ぐらい

こんな勉強法があったんだーって思って、軽い気持ちでやってみました。
そして2か月後ぐらいに、英語の単語1つ1つが聞こえる瞬間が来て、正直鳥肌モノでした。
最強に英語耳が鍛えられます。

ブレイクのタイミング2:瞬間英作文で挫折しながらも最後まで1週した後

たまたま何かの懸賞でAmazonのギフト券が当たった時に購入した書籍でした。
やっぱアウトプットするには作文だよなーって、わかってないくせに、えらそーに納得して始めました。
でも、英作文で本当にめんどーで、途中何度も挫折しては再開してという事を繰り返しやってました。

そしたら、現在完了形、疑問形、関係xx詞を伴った英語など、今まではどんだけ頭捻っても出てこなかったこんな文法を伴った英語も、思い浮かぶようになりました。
まだ少し時間かかりますが、確実にアウトプットするときの言葉の使い方が思い浮かぶようになりました。

皆さんも、頑張ってエンジニアしましょー。そして英語も駆使して、世界で戦えるエンジニアとして高収入を目指してください!

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